その歯はまだ残せる!

まて!まだ抜くな。まだやれる事はある。

ホームページをご覧になった方々からよく以下の様な内容で相談されます。

他の歯医者さんで
「歯が悪いので歯を抜くしかない」または
「歯の根にヒビがあるので歯を抜くしかない」と言われました。
「歯を抜いた後は、ブリッジか入れ歯かインプラントから選んで下さい。」と言われました。
というものです。

続けて、以下のことをおっしゃいます。

「できるだけ歯を抜きたくない。ホームページに書かれてある<接着治療>でなんとか歯を残すことができませんか。」
「歯を抜くしかなかったら、歯を抜いた後の治療は、入れ歯かインプラントかブリッジしかないと聞きます。」
「入れ歯は絶対やりたくない。インプラントは怖いのでやりたくない。ブリッジで自分の歯をたくさん削りたくない。」
「ホームページに書かれてある、あまり歯を削らないという接着ブリッジはできませんか?」

歯を抜かないですむ治療法があります。まだやれる事があります。
歯をあまり削らない治療法があります。

抜かないですむかもしれません。
抜歯をしないための保存治療を知って下さい。

代表的な相談内容

代表的な相談内容を9つご紹介します。

・「歯が割れ、歯の根っこの先にウミがたまっている。抜歯しかない」
という診断を他の歯科医院で受けています。割れた歯を抜かないで治療すると伺いました。なんとか歯を残したいのですが、可能でしょうか。

転んで前歯を歯根破折しました。
どうしても抜きたくないです!「すぐに抜歯しないと大変なことになる」と言われ焦っています。抜歯するしか方法がないのでしょうか?

ドクターから「歯の根に縦にヒビが入っている」
「強く噛まないようにしましょう」「最終的には抜歯しかない」と言われている。噛むと違和感があり、多少歯がぐらつく気がします。歯を温存できませんか?駄目な場合は接着ブリッジを希望します。


・歯は痛くありませんが・・・

「根が割れているので、来週抜歯します」と言われています。痛くない歯を抜くのはとても抵抗があります、本当に抜かないといけないのでしょうか?残すことはできませんか?歯を残せない場合はインプラントできませんか。

・根にウミがたまっています
レントゲンの結果によると骨も溶けています。痛くてしかたありません。わがままかもしれませんが、できれば自分の歯を残したいのです。抜歯しか方法がないのであれば諦めもつきますが、抜歯する前にできる限りのことをしたいと思っています。

・虫歯がひどく
抜歯してインプラントをすすめられています。どうしても抜きたくありません。インプラントを薦められたのですが、本当にインプラントをする必要があるのか、かなり疑問に思っています。

・「歯を抜くしかない」と診断されました。
特別痛くないので、できるなら歯を残したいです。抜かないで治療できないか相談させて頂きたい。かみ合わせも問題があると思います。他院で義歯と診断されても、ここなら自分の歯を抜かずに治療してくれると聞きました。

・かなり状態が悪い歯があり「抜歯してインプラントにした方が良い」と言われています。
その前に抜歯しなくてすむ方法があれば。歯を抜くことになってもインプラントは嫌です。歯を削らない接着ブリッジはできませんか?

・「レントゲンで歯の根の周辺が暗くなっているのでヒビが入っているだろう。
骨が溶けてきている。歯を抜くしかない」と言われている。歯茎も腫れています。できれば歯を抜かずに済む方法はないものかと考えています。抜歯はさけられないのでしょうか?この歳で入れ歯になるのは非常に抵抗があります。

などがあります。

患者様のご希望は
1.自分の歯をできるだけ抜きたくない(できるだけ神経を抜きたくない)
2.自分の歯をできるだけ削りたくない

の2つに集約されます。
二度と生えてこない歯ですので、このように思われるは当然のことだと思います。

歯を残すことができないか、本当に悩まれています。

通常、まずかかりつけの歯科医に歯の相談します。
相談した歯科医師が「歯を抜くしかない。」「抜いたらインプラントかブリッジか入れ歯をします。」という診断をした場合、抜きたくない方は何か他に治療はないかインターネットで検索されます。

どこの歯科医院に行けば解決しそうな治療法があり、真剣に「抜かない」治療に取り組んでくれる歯科医師がいるか探します。
このような経過をたどった患者さんも大勢こられます。

歯医者さんの保存治療について

歯科医学には、「保存治療」という

「できるだけ歯を抜かない治療」
「できるだけ歯を削らない治療」
「できるだけ歯を長持ちさせる治療」

があります。

歯科保存治療とは、歯を抜くことなく、いつまでも自分の歯で噛めるように治療を行い、大切な歯を口の中に維持、保存し機能させていくことを目的とした歯科の一分野です。」


(日本歯科保存学会より)

歯とそれを支える歯周組織の病気を診断します。
「Quality of Life」を考え、大切な歯を残し機能させ続ける事(予防と治療)を目的としています。

保存学を実現する接着治療

保存治療(保存学)には、大きく分けて3種類あります。 「保存修復学」「歯内治療学」「歯周治療学」です。

このホームページで人気の「接着治療」や「接着ブリッジ」というのは、 この学問を実現する「治療法」の1つです。
保存治療(保存学)を実現する方法として、接着治療法があると考えてもらえればと思います。
状態にもよりますが「割れてしまった歯根」や「穴が空いてしまった歯根」 「抜歯するしか治療法がない」とされてきた状態の歯を助けることができます。

→「接着ブリッジ」と「接着治療」について

「抜かないといけない」と言われた歯に対する保存治療

・抜かないといけないと言われる歯でも
丁寧に「根管治療(歯の神経・歯の根の治療)」を行い、歯の土台をしっかり接着することで(接着土台治療)、歯を助けることができます。
歯の神経の治療は、丁寧にきちんと根の先まで治療し、病気の再発がないように治療することが大事です。きちんと治療された歯は何十年ともつ歯に生まれ変わることがあります。
しっかりした治療をしようとすると、神経の治療は非常に時間がかかります。
丁寧さによって一生涯歯を保てるか、結局将来、歯を抜くことになるか大きな大きな差になります。

手を抜くと、何度も治療が必要になったり、すぐに病気が再発したりします。
歯の根の治療の本当の「結果」がわかるのは、歯の治療後かなり時間が経ってから(年~10年単位)ですので、この「大切さ」が、なかなかご理解いただけない所です。治療中、患者さんは何をされているのか見えないので仕方のないことかもしれません。

・歯が割れ、歯の根の先に膿がたまり通常の「根管治療」を行っても治らない場合
歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)」という方法もあります。
外科的根管治療(外科的歯内療法)です。

治療内容は、歯茎にメスを入れめくり、骨を少し削ります。膿が溜まっている袋を除去し、感染した歯の根っこの先(根尖)を切り取ります。根尖から薬を入れフタをします。
抜歯の直前の状態になっている歯を残す治療法です。歯を抜かずに歯の機能を取り戻せる可能性があります。

・歯の根が悪くなった時、奥歯で複数の歯根がある場合に適応される手術があります。
悪くなったのが歯根1本であれば、ヘミセクションと呼ばれる治療法で、悪いほう1本だけ切断し、歯の半分を抜歯します。このような「健康な歯を半分残す」という方法もあります。

・神経を抜かないといけないような虫歯でも
神経を保護する治療(覆髄(ふくずい):歯髄保護の方法)をすれば、神経を抜かずにすむことがあります。

虫歯の場合の一般治療と保存治療(接着治療)の違いは

・一般治療は、あらかじめ大き目に歯(むし歯の歯も健康な歯も)を削ります。
一般の虫歯治療は、虫歯を削って詰め物か被せ物を装着しますが、歯と詰め物の間には歯科用のセメントを用います。歯科用セメントは接着力がありません。
詰め物が外れないように耐久性を高めるには「カシッ」と歯にはめ込む必要があります。そのような形に歯を削る必要があるのです。これが小さなむし歯でも健康な歯まで削る必要がある理由です。

・保存治療は、健康な歯は極力削りません。

できるだけ虫歯だけを削って治療します。接着治療では詰め物を「はめ込む」必要がありません。歯科用の強力で安全な接着材で歯に「接着」します。
接着剤で歯と詰め物を「すき間なく」接着することができます。従来の一般治療のように歯を大きく削らずに済み、健康な歯をできるだけ多く残すことができます。

保存治療の他の特徴としては

虫歯の再発がしにくいです。一般治療で詰め物や被せ物を装着するときに使われる歯科用セメントは、あまり知られていませんが「唾液で溶ける性質」があります。時間の経過と共に、歯と詰め物の間に目に見えないすき間ができ、そこから虫歯が再発する危険性があります。

接着治療で使われる接着剤は唾液で溶けず歯と接着したままです。
治療した差し歯、詰め物(インレー)、被せ物(クラウン)が虫歯になりにくいです。 保存治療(接着治療)を行えば、ご自身の歯を長い間保てる可能性が高くなります。

永久歯は二度と生えてきません。 「神経を残す」「歯を残す」「歯を削らない」保存治療をぜひ一度受けてみてください。保存治療に積極的な先生に診てもらえるとよいのではないでしょうか。

最後に

このようなご相談を受けることがあります。
「いくつかの歯科医院で診てもらいましたが、先生によって考え方が違うためにどうすればいいか迷っています。」 「腕がいいのかどうかは、ドクターの話を聞いただけではわからないです。」

また
「大学病院でも診てもらったのですが、思うような治療をしてもらえなかった。」というご相談もあります。

全く同じ症状でも歯医者さんによって治療法・治療方針が変わります。
同じ歯科医院の中でも、先生によって治療方針が違うこともあります。
腕がいいのかどうかは、話を聞いてもよく分からないのは当然だと思います。

症状によっては、大学病院の方がよいこともありますし、 腕の良い町のクリニックで診てもらったほうがよいこともあると思います。

残念ながら、これらの「問い」には明確な答えがございません。

いい歯医者さんに会う確率って(相性などもあるので)宝くじに当たるようなもんかもしれませんね。」という感想をお持ちになる患者様がいらっしゃいますがその通りだと思います。

患者様が歯科医師に望んでいることも、いろいろだと思います。
長崎が患者になった場合ドクターに望むことは
「本当のことを話してくれる歯科医師であること」
「技術や最新の治療にも理解があること」
でしょうか。

<歯を抜く前にまだやれる事があります>
他院様で「抜歯」と診断された患者様が、自分の歯を抜かずに治療できることがあります。
適応症があり、誰でも保存治療ができるわけではありませんが、 できるだけ、ずっと自分の歯を保ちたいと思っている人には、保存治療に取り組んでいる歯科医院の選択はよい選択なのではないでしょうか。

歯の根はその歯の一生を支える大事なものです。 歯の根の治療は目に見えませんが、歯の中の治療(歯内療法)は歯の大切な大切な基礎工事です。

「歯を抜かないといけない」と言われるような破折した歯は、炎症が少ない初期の段階であればあるほど治療が簡単になります。歯周病も同様で初期の段階の方が治療が楽です。



長崎は、できるだけ抜かない治療、削らない治療を目指していますが、 無理に歯を残すことはしておりません。

ドクターである自分の歯も、他人様に安易に削られたり抜かれたりしたくありません。患者様に同じような思いをさせたくありません。ただし、「抜かなければいけない歯」は、無理に残す事はしません。無理に残すことのマイナス面があるからです。

例えば「歯を残す治療」はできるけれど、その歯が「一年しかもたない」のであれば「歯を抜くこと」をオススメしています。一年後、骨の状態が悪化し次の治療が難しくなることがあるからです。治療にはお金もかかりますので、費用対効果なども考える必要があると思います。

長崎が治療して5年、10年、もっと歯がもつならば「保存治療」、抜かない治療をオススメしています。もし、「半年でも1年でもいいのでどうしても歯を残したい」とご希望されるのであれば、症状にもよりますが保存治療を行います。

保存治療にご興味がある方はご連絡ください。

噛み合わせの治療など、長崎の治療を初めてご希望される方(初診希望)には、最初の検査診断のために、相談料として「3,000円(税込)」を頂いております。 相談時間はだいたい30分~60分です。

診療時間

長崎歯科医院
東京都小金井市の東小金井駅から徒歩1分。
患者様の理想にこたえる歯医者さん。経験と実績が豊富なドクターが対応いたします。

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